CSIghtとは?WiFi電波だけで壁越し動体検知を実現するESP32×FlipperZeroツール
CSIghtはカメラやIRセンサー不要で、ESP32のWiFi電波(CSIデータ)を解析して壁越しの動体をリアルタイム検知するオープンソースツールです。Flipper Zeroのディスプレイにレーダー映像を表示し、セキュリティ研究やスマートホームに活用できます。
GitHubで急上昇中の joelewis012/CSIght をご紹介します。 スター数 121★ を獲得し、DevTool分野で注目されているツールです。
joelewis012/CSIght とは?
CSIghtは、ESP32のWiFiハードウェアが収集するCSI(チャネル状態情報)データを活用し、カメラやIRセンサーなどの特殊機器を一切使わずに壁越しの動体検知をリアルタイムで実現するオープンソースプロジェクトです。WiFiパケットは室内の動きによって振幅・位相・伝播遅延が変化するため、この変化を解析することで人の動きや存在を検知できます。Flipper Zeroのディスプレイに3種類の表示モード(レーダー・ウォーターフォール・プロキシミティ)で可視化され、感度はリアルタイムで調整可能です。
こんな人におすすめ:
- エンジニア向け: ESP32・Flipper Zeroを扱うIoT開発者やセキュリティ研究者向け。WiFi CSIデータの収集・解析パイプラインの実装例として参照できます。
- 非エンジニア向け: プログラミング知識が必要なため、エンジニア専用ツールです
主な機能・特徴
- WiFiパケットのCSIデータをリアルタイム解析して壁越し動体を検知
- Flipper Zeroにレーダー・ウォーターフォール・プロキシミティの3モードで表示
- ESP32-C6/C3/S3/オリジナルを含む40以上のボードプリセットに対応
- ブラウザベースのESP Web Flasherで初心者でも簡単にファームウェアを書き込み可能
- 感度リアルタイム調整・カスタムピン設定のSDカード保存機能搭載
使い方・始め方
ESP32拡張ボードとFlipper Zeroが必要です。
1. リリースZIPをダウンロード GitHubのReleasesページから最新ZIPを取得します。
2. ESP32にファームウェアを書き込み(GUI推奨)
# コマンドラインの場合(esptool使用)
pip install esptool
esptool.py --chip auto --port /dev/ttyUSB0 --baud 460800 \
write_flash \
0x1000 bootloader.bin \
0x8000 partition-table.bin \
0x10000 csight_esp32.bin
GUIの場合はChrome/EdgeでESP Web Flasherを開き、.binファイルを指定するだけです。
3. FlipperにFAPをインストール
SDカードのapps/GPIO/csight.fapに対応ファームウェアのFAPをコピーします。
4. 配線(デフォルト)
| ESP32ピン | Flipper GPIO |
|---|---|
| TX(17) | Pin 14 |
| RX(16) | Pin 13 |
| GND | GND |
| 3.3V | 3.3V |
活用事例
活用例1: ホームセキュリティ研究者がカメラなしの侵入検知プロトタイプをESP32+FlipperZeroで低コスト構築
活用例2: IoTエンジニアがCSIデータ解析の学習教材としてWiFiレーダーを実装・検証
関連ツール・おすすめサービス
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まとめ
CSIghtはカメラを使わない次世代のプライバシーフレンドリーな動体検知ソリューションとして注目されています。ESP32の普及と低コスト化により、個人でも試せるセキュリティ研究プラットフォームです。IoTデバイス開発やセキュリティ研究に興味があるエンジニアに強くおすすめします。
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